湘南を彩るもの・・・じんがさはむし
梅雨の晴れ間に、ホタルブクロの花を見に出かけた。
ふっくらとした釣鐘形の花は、薄紫が多く、稀に純白に近いものや赤紫のものも咲いていた。
そのほとんどが、降り続いた雨で茎が地につきそうに撓んでいる。
空気の重い季節の、けだるい景色である。
ホタルブクロに巻きつたヒルガオの葉が、どれを見てもみな穴だらけになっている。
ジンガサハムシの幼虫が食べた跡で、葉を裏がえすと卵や幼虫が見つかるはずである。
卵は二個ずつパックされ葉裏にはりつけられている。
フ化した幼虫は、ワラジ形の扁平な体に、自分の脱皮殻を背負っている。
皮を脱ぐたびに大きくなる体を、その皮を重ねて背負うことで扁平な体を被い隠しているのである。